PyファイルをEXEにする方法を紹介します。
EXEにすることでPythonをインストールしていない環境でも実行することが可能になります。
EXE化にはPyinstallerを用いて実現します。
Versions
Python:3.9.2
Pyinstaller:5.0.1
Pyinstallerのインストール
pipコマンドで以下を実行します。
pip install pyinstaller
Pyinstallerの実行
サンプルとして以下のPythonファイルをEXEにします。
import os import glob files_list = [] for file in glob.glob(input("検索したいフォルダパスを指定してください")+"\*.txt"): print(file) os.system("PAUSE")
cmdを起動して、Pyinstallerを実行します。
(実行前にEXEを出力したいフォルダに移動してから実行してください)
pyinstaller “Pyファイルのパス”
実行するとpyinstallerコマンドを実行したディレクトリに以下が出力されます。
「dist」フォルダのpyファイル名のフォルダの中にEXEファイルと実行に必要なファイルが作成されます。
このEXEファイルを実行してみます。
注意点としてはこのEXEファイルを違うフォルダやPCにコピーして実行しようとすると動かなくなります。
EXEファイルのみ共有して実行したいと考えている方は
Pyinstallerのオプションとして一つのファイルにまとめる[–onefile]を指定してみましょう。
pyinstaller “pyファイルパス” –onefile
[–onefile]を指定することで「dist」フォルダの中にEXEファイルがひとつだけ生成されます。
生成されたEXEをダウンロードフォルダに配置して実行します。
実行することができました。
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