【Oracle Linux】Oracle Database 12c R1 のインストール(OUI編)

install

本投稿ではOracle Universal Installer(OUI)を使用して
データベース・ソフトウェアのみをインストールします。

Oracle Database 12c R1をインストールするための他の記事は以下を参考にしてください。

【Oracle Linux】Oracle Database 12c R1 のインストール(準備編)
⇒Oracle Database 12c R1をインストールするために最低限必要な設定を
 Oracle Linux6.5を例に紹介しています。

【Oracle Linux】Oracle Database 12c R1 のインストール(DBCA編)
⇒本投稿の続きです。
 OUIでのデータベース・ソフトウェアのみをインストールした後に
 Database Configuration Assistant(DBCA)を起動してデータベースを作成します。

インストール

-インストーラの配置

WinSCP等で以下ファイルを/home/oracle/tmpへアップロードする。

linuxamd64_12102_database_1of2.zip
linuxamd64_12102_database_1of2.zip

ダウンロード元: https://www.oracle.com/technetwork/jp/database/enterprise-edition/downloads/index.html

– インストーラの解凍

# su – oracle
$ cd /home/oracle/tmp
$ unzip linuxamd64_12102_database_1of2.zip
$ unzip linuxamd64_12102_database_2of2.zip

– OUIの起動

$ cd /home/oracle/tmp/database
$ ./runInstaller

Oracle Universal Installerを起動中です…
一時領域の確認中: 500MBを超えている必要があります. 実際 30344MB 問題なし
スワップ領域の確認中: 150MBを超えている必要があります. 実際 3967MB 問題なし
モニターの確認中: 少なくとも256色表示するよう設定されている必要があります. 実際 16777216 問題なし
Oracle Universal Installerの起動を準備中 /tmp/OraInstall2019-11-04_11-19-33AM. お待ちください…[oracle@orahost database]$ Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM warning: ignoring option MaxPermSize=128M; support was removed in 8.0

※そのほかのOSではそのままOUIを起動させると文字化けする。
  実行時に-jreLocにて日本語表示への対応を行う。

※TeraTerm接続等でGUI環境出ない場合は、XmingやVNCで実施する。
 別記事で手順を作成予定。

[セキュリティ・アップデートをMy Oracle Support経由で受け取ります。]のチェックを外して[次へ]をクリックする。

[はい]をクリックする。

[データベース・ソフトウェアのみインストール]のラジオボタンにチェックをつけて、[次へ]をクリックする。

[次へ]をクリックする。

[次へ]をクリックする。

[次へ]をクリックする。

[次へ]をクリックする。

[次へ]をクリックする。

いくつかのパッケージで前提条件のチェックに失敗するのでrootユーザにて必要なパッケージをインストールする。

# su –
# cd /media/Packages
# yum install compat-libcap1-1.10-1.x86_64.rpm
# yum install compat-libstdc++-33-3.2.3-69.el6.x86_64.rpm
# yum install libstdc++-devel-4.4.7-4.el6.x86_64.rpm
# yum install gcc-c++-4.4.7-4.el6.x86_64.rpm
# yum install ksh
# yum install libaio-devel-0.3.107-10.el6.x86_64.rpm

[インストール]をクリックする。

しばらくすると以下メッセージが表示される。
rootで2つのスクリプトを実行後、[OK]をクリックする。

# /u01/app/oraInventory/orainstRoot.sh

‐実行結果
権限を変更中 /u01/app/oraInventory.
グループの読取り/書込み権限を追加中。
全ユーザーの読取り/書込み/実行権限を削除中。
グループ名の変更 /u01/app/oraInventory 宛先 oinstall.
スクリプトの実行が完了しました。

# /u01/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_1/root.sh

-実行結果
Performing root user operation.

The following environment variables are set as:
ORACLE_OWNER= oracle
ORACLE_HOME= /u01/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_1

Enter the full pathname of the local bin directory: [/usr/local/bin]:

⇒上記メッセージで[Enter]を押下する。

Copying dbhome to /usr/local/bin …
Copying oraenv to /usr/local/bin …
Copying coraenv to /usr/local/bin …

Creating /etc/oratab file…
Entries will be added to the /etc/oratab file as needed by
Database Configuration Assistant when a database is created
Finished running generic part of root script.
Now product-specific root actions will be performed.

[閉じる]をクリックする。

以上がOUIでの作業となります。
次回はDBCAでのデータベースインストール手順を投稿します。

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