【Oracle Database】SQL*PLUSでのリモート接続

Oracle Database

本投稿ではSQL*PLUSでOracle Databaseへリモート接続するための手順を紹介します。

バージョン情報

■Oracle Database側
 OS:Oracle Linux 6.5
 Oracle Database:Oracle Database 12c Release 1(12.1.0.2.0)
■Client側
 OS:Windows 10
 Oracle Client:SQL*Plus: Release 12.1.0.2.0 Production

Net Managerの設定

Oracle Databaseの情報を設定していき、Oracle Client経由で接続できるようにする。

Net Managerを起動し、[サービス・ネーミング]を選択した状態で[+]をクリックする。

[ネット・サービス名]を入力し、[次へ]をクリックする。

[TCP/IP(インターネット・プロトコル]を選択した状態で[次へ]をクリックする。

[ホスト名]、[ポート番号]を入力し、[次へ]をクリックする。

[サービス名]を入力し、[次へ]をクリックする。

[テスト]をクリックする。

[ログイン変更]をクリックする。

接続できる[ユーザー名]、[パスワード]を入力し、[OK]をクリックする。

[テスト]をクリックし、接続に成功したら[閉じる]をクリックする。

[ファイル]>[ネットワーク構成の保存]をクリックし、[×]で閉じる。

備考:上記まで完了するとtnsnames.oraに以下の内容が追記される。

ORCL =
(DESCRIPTION =
(ADDRESS_LIST =
(ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = orahost)(PORT = 1521))
)
(CONNECT_DATA =
(SERVICE_NAME = orcl)
)
)

tnsnames.oraはデフォルトでは以下のフォルダに格納されている。

C:\app\oracle\product\12.1.0\client_1\network\admin

SQL PLUSでの接続確認

コマンドプロンプトを起動し、以下の形式で入力を行い、[Enter]を押下する。
> sqlplus ユーザー名/パスワード@ネット・サービス名
例:sqlplus system/**********@orcl

Oracle Databaseに接続されたことを確認する。

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